
祝日ぐらい仕事に行かないで好きなことしてても罰あたんないよな。でもすでに夕方5時。だいたい閉まってるよなと、artscapeを検索。オペラシティーギャラリーが20時までやってるぞ。うん。行ってみよう。
ICCとは別物でオペラシティギャラリーってのがあったのね。
こんだけ近いのにかなり久しぶり。
「ヴォルフガング・ティルマンス展」
ヴォルフガング・ティルマンスって人の名前はぼーっと頭の中にあった程度。写真をみて、あ、この人か、コンコルドもこの人かと。少しずつ頭のなかがクリアーに。
会場。一見無造作に展示され、キャプションは一切無し。それぞれの大きさ展示方法もあるルールにのとっているようではない。ある写真は両面テープで貼られ、ある写真はピンとクリップで留められ、ある写真は額縁に納められ。その展示方法自体が面白かった。
あたかも、エスキス中みたいな。ヴォルフガング・ティルマンスが「この部屋はどの写真を使おうか」「この場所の写真はどのくらいの大きさにしようか」。そういった思考中の状態をそのままとどめた感じ。僕らがコンペのレイアウトをするときに、壁面にいろいろと出力したモノを貼り付け、大きさやレイアウトを検討しているような時ってありますよね。まさにそういう状態を展示したような。
(この会場構成はヴォルフガング・ティルマンス自信が行ったそうです。なるほどね。)
写真の善し悪しは、これキレイネーとか面白いねーぐらいしかわからないけど、写真そのもののリアルさと展示方法のリアルな状態がからみつくダブルプレー。
日本初公開なる映像作品も。タイトル「光」。クラブの天井にあるスポットライトの光を観察し続ける映像。クラブで疲れてぼーっと天井を眺めていると、音と共に制御されたスポットライトに気づきますよね。そのスポットライトをしばらく眺めているとすーっと音が聞こえなくなってくる。フロアの混雑と天井の静寂。同じ部屋なのに上と下とでまったく異なるような状態をそのまま映像にしている感じ。なかなか興味深かったです。
一枚のチケットで他の2展示も見られた。
「野又穫:カンヴァスに立つ建築展」
建築って唐突にいわれるとこそばゆい。宮崎駿がジブリ美術館設計しちゃいました。みたいなこそばゆさ。
そういやこの人の絵ってポールオースターの表紙になってたりしなかったかな。

気のせいか。この本もオススメ。
「小西真奈展」

この人の絵好き。絵なのに非現実的な状態を納めた写真をみているような。そんな不思議な絵。
なかんじで、外へ出るとすっかり夜。冬の気配むんむんです。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆
ヴォルフガング・ティルマンスさんのオススメ
Portraits

有名人のポートレートを撮りまくってます。レム・コールハースさんも撮られてます。パシャ。
Concorde

コンコルドを撮りまくってます。レムさんは撮られていません。パシャ。
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