見てきた-017:丸田絢子展「CIRCUS」@プリズミックギャラリー
Photos (c) Site / shikichi Jun-ichi Nakagawa
菊地宏内装設計のプリズミックギャラリー、実はこれが初めて。スンマセン。
なんか建築の展覧会っておもろくないというか、行く意味がようわからんというか、建築を室内に再現されたものやスタディの過程とかを見るのに1日や半日費やすぐらいなら、他に見るべき建物はいくらでもあると思うので疎遠になる。
のだけど、この展覧会にあわせた展示がされてるということで行ってみた。
単管足場パーツでつくられたライオン。
「檻に捕らわれたライオン」的な説明がしてあった。うまいなぁ。
単管足場パーツということで、一目で再利用可能であることは把握できるし、単管パイプを檻として意味を再利用。「だれでも安価に用いることができる材料で想像できない姿を作る」というのは実はだれでもできることではない。
しかも、正しくは単管パイプではなくて、黒ガス管を使用しているという丁寧っぷり。単管パイプだとニブイ銀色だから、電気メッキのニブイ金色と衝突しちゃう。だから黒皮が残るガス管を使用したんだろうな、ということを想像させる。
他には芸大在籍時の修士設計(論文?)も置いてあって、アタシ集合と配列とかに興味あるのよね、っていう思想を覗き見る事ができる。その延長としてこれまでの作品とこのライオンとを関連付けている。いつか集合住宅をやって欲しいなぁ。
ところで、ライオンを青山墓地方向に向けなかったのはなぜなんだろう?
青山墓地の緑に向けることで、よりこの場所に合った作品になっただろうに。
会場の色彩にあわせた作品なだけに、ちょっともったいない気がする。
菊地宏の内装はさすがという感じ。
この人のつくるもんは、何から何まで発見があるので、ちょっとエコヒイキ目に見ちゃうところあるけど、さすがのバランス感覚。
これ以上、プランに手を出すと邪魔なだけだろうし、床と天井を着色することで「菊地宏がやった」という事実は残る。そんな「ここでやるべきこと」のバランス感覚がすごい。国旗のようにシンプルに3分割した色彩とそれを補う青山墓地の緑。それだけで十分。
イラクの国旗(Wikipediaより)
なぜに青山を徘徊してたのかっていうと、梅佳代に影響されて(撮ってる対象はまるで異なりますけどね)50mmレンズを購入しまして、仕事合間に撮影練習でふらふら。
LUMIXのLX3を手に入れたにも関わらず、いまだ、というかむしろ明るいレンズ欲は高まるばかりで、こんなの
を見つけちゃったので買ってしまった次第。これがレンズ沼というやつか。
50mm短焦点で、F1.8。フィルム換算で80mmぐらいになっちゃうから、建築向きではないけど、これまでとはまったく異なる描写に色々試したい欲がむらむらと。
1万円を切ってるのに、この威力。プラスチックボディの見た目が安っぽいとか、USMじゃないからオートフォーカスが遅い+うるさい(なので、マニュアルで撮ってます)とか弱点はあれど、価格ですべてチャラ。安すぎて保護フィルター(2500円)を買おうかどうか迷うぐらい。
上2枚がLX3、下3枚がこのレンズです。
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